いやな、ここ最近キン肉マン読みながら最強の超人は誰だ?という疑問が沸いてきているわけ。
そこで俺様イチオシの最強超人?候補を1人紹介しよう。
その名は「ステカセキング」だ。7人の悪魔超人編に登場した悪魔超人だが、見た目がウォークマンの体なのよ。
この初登場時は1980年代だからアイポッドなんかあるわけもねぇ。ウォークマンの時代だからな。
見た目はひ弱そうなステカセキングが何故最強候補なのか?
それは背中に背負ったミラクルランドセルの超人大全があるからなのである!
それぞれ強豪超人のデータが記録されたカセットテープを再生する事によって同じ能力になるというもの。
今まで使った超人は、キン肉マン、ウォーズマン、ラーメンマン、ロビンマスクなどの能力戦っているわけよ。
そんで今連載中の完璧無量大数軍(ラージナンバーズ)編ではさらにパワーアップしてもっと強い超人のデータを使ってんだなコレが。
キン肉マンゼブラ、ネプチューンマン、マンモスマン、ウォーズマンとラインナップも豪華なのである。
しかもゼブラになってキン肉族3大奥義の1つであるマッスル・インフェルノまで使うのには俺は感動したぞ。
でもな、何でこいつはターボメンに負けてしまうのか?
ある意味最強とも言える能力を持っているにも関わらずだ。
他の超人の能力が使えると言う事は最強に限りなく近い存在であることは間違いないのである。
というわけでステカセキングの超人強度は250万パワー。悪魔超人の中では少ない部類だけど変身すれば問題ないわけである。
それでも負けて無残な姿をさらしてしまうコイツの敗因を俺が分析してやろう。
まず俺が感じた事は、コイツはコロコロ使う超人を変えているのが問題だな。
1人の強い超人をそのまま使い続ければいいのに、アレコレと変身を続けるから戦い方に波がある。
まあ、超人大全を敵に見せつけたいのだろう。そういった部分がこいつは非常に甘い。つまり見せたがりの馬鹿なのだ。
でも使う技は強力だから読んでいる分には見ごたえがある。
ネプチューンマンのダブルレッグ・スープレックスも使えるからね。
さらには喧嘩ボンバーも使えるから、このまま戦いつづけていたら…と思わせる。
こういったのはステカセキングのお決まりだから、まあこんなもんかと思うわけだ。
そして次に、超人のセレクトが少し甘い。ここが勝てない理由の大きな部分だろう。
何故ゼブラなんだ?ならスーパーフェニックスにすればいいじゃねーかよ。
マッスルインフェルノよりもマッスルリベンジャーの方が破壊力はあるだろ?
いや、どうみてもコッチだろ。剛力の神が乗りうつったビッグボディでも返せないほどの技だぞ?
彩芽ちゃんもビックリするほどの強力な技だ。「剛力の神にそそのかされて」なんて言ってる場合じゃねー(笑)。
こういった選択ミスがステカセキングが最強?と言われつつ認められない部分でもあるわけですよ。
まあこんな感じでいつまでたっても勝てないわけですよ。最強候補でありながら残念な超人だな。
そんなステカセキングの事を見抜いていた男が一人いた。その名はストロング・ザ・武道だ!
うん、まあ最強候補にはノミネートはされても、最後まで残らないだろうね。
ステカセキングが勝てない理由は「見せたがりの馬鹿」という理由でファイナルアンサーにしましょう。
でもこんな家電超人がいてもいいじゃない。出来れば今度はアナログではなくデジタルなアイポッドのボディを手に入れて復活してほしい。
まあでも、このバカっぷりが見ていて面白いんだけどね。まあ彼の事は将軍様もおとがめなしでしょう。
悪魔超人の中でも特に人気のキャラなだけにいつか勝利する姿を見てみたいものですよ、ええ。