俺が好きだった漫画が先週で最終回を迎えたんだけど、その漫画の名前は「砂の栄冠」って野球漫画。

実は俺は野球はそこまで知らないし、プロ野球とかは全く見ないのよ。

でも高校球児の夏の子園とかは好きなんだよね。高校生活の全てを野球だけに注いで負けたらその時点で終わりって世界。

プロ野球みたいに長丁場のシーズンではないし、1発勝負の大舞台だから全てにおいてプレーが真剣さを感じるからいいんだよね。

砂の栄冠は、そんな高校球児を描いた作品なんだけど主人公がさわやか球児から腹黒い球児としての一面をもっているのも楽しい。

しかも主人公の高校の野球部を応援している老人がいきなり1000万持ってきて、これで野球部を強くしてほしいって渡すとこからストーリーが始まるんだよ。

高校生が1000万持ったら野球よりもゲーセンとかカラオケとか行ってダラけちゃうと思うよ、普通は。

そんな主人公が甲子園に出るために伝説のノックマンを雇ったり、アレコレとメンバーを強化するために金を使っていくんだけど、この辺も見ごたえがあるのが多い。

しかも、監督がバカでどうしようもない奴だから主人公も苦労しちゃうんだよね。その辺の監督とのやりとりも面白い。

他にも部員同士で眉毛の太い派と細い派での対立が始まったりと、リアルな高校生っぽいシーンも楽しめるから夢中になるね。

俺自身は本当に野球はそこまで見たりしないんだけど、この漫画の作者が描くのは本当に面白い。

毎週ヤンマガで砂の栄冠を読むのが楽しみだったけど、もう終わっちゃったから寂しい気持ちもあるね。

そんな砂の栄冠と同じくして「みんなエスパーだよ」が終わってもうた。多分こっちは打ち切りだと思う。

やっぱハマった漫画が完結すると寂しさすら感じてしまう。体育祭の終わった後みたいな気持ちに近いモノがある。

でもこの5年間の連載で毎週のように楽しませてもらったから良しとしよう。

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