アフィリエイトサイト運営における悩みの1つが広告がクリックされても成約しない事だね。
広告がクリックされても成約しないと報酬が発生しないから、収益が全く上がらない状態になるのよ。
サイトが上位表示してアクセスも来ている。そして広告もクリックされている。
だけど成約しない状態って必ず原因があるのよ。物事には原因が必ずあるわけだから。
俺の経験上、広告がクリックされても全く成約しない理由は2つある。
その理由は、「成約に繋がらないワード」と「サイト内の記事と紹介している広告内容にズレがある」ってこと。
まあ、アクセスがあっても成約に繋がりにくいワードなんてたくさんあるからね。
これは経験を積んでいけば成約するかどうか?ってのは感覚的に分かってくるんじゃないかな。
それとユーザーが購入を検討しているワードではないという事。
今すぐコーラの事を知りたい人と、今すぐコーラを飲みたい人だと目的が違うでしょ?
そんなイメージで前者のようなアクセスだと成約しにくい。逆に後者であれば成約しやすい。
おさらいだけどアフィリエイターの仕事はサイトを訪問した悩める検索者を広告に流す事。
で、設定したキーワードで上位表示してアクセスが来る、ユーザーが記事の内容を読んで悩みの原因を知る。
そして悩みを解決するためにこういう商品がありますよって商品を紹介するのがアフィリエイターの仕事ね。
悩みを解決に導くための商品が完全にマッチしていないと成約しなくなっちゃう。
じゃあ、それがどういった形で起きるのか?について説明していこう。
1・成約に繋がらないワード
アクセスは来るけど全く成約しないワードってあるのよね。
何でか?ていうと、そのワード自体が悩みの解決に繋がる具体的なものではなく、何となく明確な目的を持たずに調べている抽象的なワードって事。
「コーラ」と「コーラ飲みたい」だとどっちが検索意図が明確なのか?
そりゃ後者でしょ。コーラを飲みたいという明確な意図があるわけでして。
逆に前者はコーラの何を知りたいのか分からないからね。
コーラで上位表示したら、それはそれで凄いんだけどユーザーの購入には繋がらないでしょ。
コーラを飲みたい人に「こんなコーラありますよ」と様々な商品を紹介してあげれば売れるわけ。
検索意図がズレたワードだと上位表示してアクセス来ても成約はしないって事。
だから狙うワードは検索者の意図が明確および悩みの深さを選ぶのがいい。
2・記事内容と紹介する広告のズレ
そして2つ目の実際に記事内容と紹介する広告のズレとは何なのか?
そこを理解しないと成約しない理由が分からなくなるからね。
狙うキーワードが「炭酸が一番強いコーラ」としよう。
何で炭酸とかコーラの例えが多いのか?それは俺がコーラが好きだからという理由なので気にしないように。
で、記事内容で様々なコーラの炭酸の強さ+補足を紹介していく。
コカコーラは炭酸のシュワシュワ感が強く、ペプシはコカよりかは弱めだとか。
ジョルトコーラは炭酸はそこまで強くないが、甘みが強い。みたいなね。
まあ色んなコーラを飲んで感想を書いていくわけで、実際に自分で体験する方がコンテンツに真実味が出る。
こういった感じで1商品ずつ炭酸の強さをレビューしたとしよう。
最後に一番炭酸の強いコーラはこれだ!って紹介し、このコーラはココで買えるよという感じで広告に誘導。
もちろん記事を読んでいるユーザーは「炭酸が一番強いコーラ」を知りたい、飲みたいという欲求で検索して来てるのね。
広告タグをクリックし見た先にあったのは…サイト運営者が一番美味しいと個人的に思っているコーラ。
この時点でユーザーの求めている物(一番炭酸が強いコーラ)とサイト運営者がすすめる商品(一番美味しいと思うコーラ)にズレが出てるわけ。
検索してきたユーザーは炭酸が一番強いコーラが欲しいのに、何故かサイト運営者が全く違う物を進めているわけね。
広告をクリックしてLPを見たユーザーは「何か違う…これは自分が求めている物ではない」と判断し、商品の購入を行わない。
同じコーラでも目的(一番炭酸の強いコーラ)外の物だと買ってもらえなくなる可能性が非常に高い。
せっかくサイト内の記事でユーザーを広告まで誘導できた状態で、購入意欲の高まっているユーザーに違う物をすすめる。
これじゃ成約しないわけ。自分がユーザーだったら買うか?って考えたらすぐに分かるはず。
きちんと記事内容に合った広告の選択をしないと、クリックだけされて成約しない状態になってしまう。
記事内容と広告のズレはきちんと確認し、完全にマッチする広告を紹介するようにしていってくれ。