中古ドメインは今や当たり前のようにアフィリエイターが使用してるのね。
アフィリエイターの中には一切中古ドメインを使わずに新規ドメインでサイトを育てていく人もいる。
逆に中古ドメインのパワーを使ってサイト群を構築していく俺みたいなアフィリエイターもいるのよ。
これって、どっちが正解で、どっちが間違っているという物ではないのね。
単なるスタイルの違いなだけで、どちらを選んでも報酬を得るというゴールは変わらん。
と言う事で今回はサイトアフィリにおける中古ドメインのメリット・デメリットについて解説していくか。
中古ドメインが手に入る理由
中古ドメインがどんな物を指すかは以下で解説していくよ。
中古ドメインは名前通り中古として他人が運用していたドメインを取得して使用するのね。
他人が運用していたドメインを手放すには様々な理由があるわけ。
- サイト運営をやめた
- 手動ペナルティをくらった
- ドメインの更新を忘れた
といった例があるのよ。
サイト運営をやめたというのはアフィリエイトサイトだけが対象じゃなく、色んな店舗のサイトも含まれてるから。
かつて運営していた店で、美容室や整体医院といったホームページもあるわけ。
これらのホームページ運営が困難になった場合や、店を潰した際にドメインも更新せずに手放してしまうのよ。
もう使う事のないドメインだから期限が切れたら捨てて、俺らがそういうドメインを見つけて運用していくって流れ。
特にきちんと運営されていた店のドメインは質が高く、信用性も高いからね。
もし取れたらメインサイトにするのが良いよ。FBやツイッターのシェアやいいねが入りまくりの高品質ドメインだからね。
次に手動ペナルティを食らった場合のドメインについて。
これは運営しているドメインが何らかの理由でグーグルからペナルティの対象として罰を与えられてんのよ。
特にアフィリエイトサイト運営者が食らいやすいペナルティで、主に低品質といった文言でサーチコンソールで表示されるのね。
手動ペナルティによってドメイン自体がグーグルからインデックス削除されてる物で、ペナルティ入りのドメインを取得してサイトを作成しても一切インデックスされんのよ。
なので取得した時点でサーチコンソールでペナルティの有無を確認してから使ってくれ。
最後にドメインの更新を忘れたケースな。
これはアフィリエイトサイト運営者によくあるパターンで、更新時期を忘れてしまって失効してしまった美味しいドメインね。
特にメインサイトを育ててきていたと思われるドメインを取得した場合、ドメイン評価が高まった状態なのよ。
さらにバックリンクも入ってるから、ドメイン自体のパワーも高まって、上位表示しやすい状態と言える。
基本的に他人が運用していたドメインパワーを引き継ぐというのが中古ドメインにおける最大のメリットだね。
このメリットを最大限に活かす事が報酬への近道と言える。
中古ドメインを使用するメリット
中古ドメインを使用するメリットは先ほど述べた前運営者の評価を引き継げる事ね。
しかも被リンクが入ってたり、フェイスブックやツイッターといったSNSで「いいね」やシェアされているとさらに評価も高まってる状態なのよ。
グーグルは外部からの被リンクやソーシャル拡散を見ており、どういったサイトを運営していたのか?を把握してるわけ。
被リンクだけではなく、ソーシャル評価も入っている中古ドメインを見つけた場合は即取得しても良い、というか迷わず取るべきだ。
また、ドメインパワーが高まってるから、3語で狙うキーワードやライバル不在の「ずらしキーワード」などとは相性が良く上がりやすい傾向にあるのよ。
これは競合が緩い場所だとドメインパワーだけで上位表示してしまうケースもあって、報酬が出るまでの期間も早くなるからね。
特に新規案件でライバルがまだいない状態で中古ドメインを使用してサイト作成を行うと、数日で10位以内に入るといったケースも実際にあるから。
ライバルさえない状態であれば、中古ドメインのパワーを使って上位表示させやすいわけ。
そして競合が激しい場所でも中古ドメインのパワーで食いこんでいく事ができて、サテライトも中古ドメインにする事でビッグキーワードでも上位表示ができるようになる。
こういったメリットがあるので中古ドメインを使って人知れず稼いでいる人も存在するし、ビッグキーワードで大きく稼ぐ人もいるのよ。
中古ドメインを使用するデメリット
中古ドメインにもメリットがあればデメリットもあるのは当然よね。
中古ドメインは他人が運営していたドメインの評価を引き継ぐから、必ずしもプラス評価を得ているとは限らんのよ。
中にはマイナス評価をもらっている中古ドメインもあるわけ。これは前運営者がどのようなサイトを運営していたか?がポイントね。
きちんとコンテンツを入れて運営していた場合、そうそうマイナス評価というのは考えにくいけど。
じゃあ、どういったサイト運営がマイナス評価になるのか?なんだけど、俺自身の経験側の見解は以下。
- コピペ記事を使用していた
- ワードサラダの使用
- 低品質コンテンツ
が考えられるのね。
コピペ記事の使用やけど、名前通りでコピー&ペーストでどこかの記事を盗んで張り付けていただけのサイト運営の事。
スパマーのアフィリエイターがよくやるね。中古ドメインを使い捨てにしてパワーだけで上位表示させている場合の1つがこういったパターン。
これは論外の手法で、独自性もなく他人の創作物を無断使用してるから著作権にも触れる。
次にワードサラダの使用やけど、文章ツールを使用したやつのことね。
組み換え記事といった文章毎に入れ替わるもの、文章自体が成立していないものを入れて文字数稼ぎをするアフィリエイターが存在するのよ。
こういったワードサラダの使用はグーグルから見たら「悪質なスパム」だから、ドメイン評価も高いわけがない。むしろマイナス評価と思った方がいい。
最後に低品質コンテンツだけど、これは独自性が無いという事ね。
どのサイトを見ても似たような事しか書いてない場合、ユーザーから見てどうよ?
役に立つどころか、同じ様な事しか記載されていないので金太郎飴のようなサイトばかりで役に立つわけない。
ユーザーが欲しいのは独自の情報であって、どれも同じ事書いてたら信用されなくなる。
こういった似たような金太郎飴のサイトはドメインパワーの勝負になって、過剰な自演リンクを差し込んでいく形になるわけ。
そこでリンク過多によってドメインの評価が下がるケースが考えられるし、被リンクの手動ペナルティを食らう可能性が高まる。
被リンクは外部要因の評価にはなるけど、過剰だとマイナス評価になってしまうから要注意。
こういった過剰なリンクが入っている低品質サイトのドメインは取得しない方がいいね。
上記の3つとは別にデメリットが存在する。
それは入っていたリンクを外されてしまう事なのよ。
運営者が変わったことで、リンクを張っていた人が外す可能性があるのね。
これはどういう事かと言うと、元のサイトにリンクを貼っていた人がサイトの内容が変わったのを見て不審に思ってリンクを外したりするのね。
もしくは元の運営者のサイト運営終了宣言を受けてリンクを外すといったケースも考えられる。
こうなるとドメイン自体の評価が下がってしまう可能性が高くなる。
もしかしたら上位表示していたのに、リンクを外される事で順位が下落する事も考えられるわけ。
ただし、これに関しては対策方法があるから俺は大きなデメリットとしては見てないけど。
中古ドメインは効果が高い反面、メリットとデメリットを事前に理解した上で使用していかないとね。