中古ドメインを取得する際に知っておくことが過去の運営履歴だね。
どのようなサイトが運営されていたのか?を知る事で取得の可否を判断するわけ。
そこで過去のドメイン運営履歴を確認する無料のツール・ウェイバックマシーンを使っていく。
ウェイバックマシーンの使い方
ウェイバックマシーンのURLは以下より。
http://archive.org/web/web.php
アクセスすると以下の画像のようなページが出てくる。
ここに取得したいドメインのURLを入れてURL検索窓の右側にある「BROWSE HISTORY」のボタンを押すと起動する。
では実際に何らかのドメインを調べてみよう。
1995年に誕生したドメインを入れてみる。
チェックをした後はこういった画面になる。
画面の上半分は年ごとの運営情報の履歴ね。黒い棒になっている部分が何らかのインデックスをされた形跡なのよ。
そして下半分が指定した年の月ごとのインデックス情報な。
赤枠で囲んでいる4の数字の所が青くマーキングされるのね。
これはインデックス履歴が残っている時に表示されるわけ。
クリックすると、当時のインデックスされたデータ(当時作成されていたページ)が表示される。
そこでどういったサイトが運用されていたのか?が分かるんだよね。
サイト運営履歴を知る
では実際にサイト運営の履歴をみていく事となる。
まずは一番古いインデックス情報が残っている部分から見ていくのが良いかな。
最初はどんなサイトが運営されていたのか?を知ってからスタートするのが第一歩ね。
1995年に登録されたドメインだけど、何故か最初のインデックスが2001年なわけ。
この時点で結構怪しい感じはするよね。
取得年とインデックスのデータに大きなズレがある場合はあまり取らない方が良いかな。
そして次にデータの残っている2004年も見てみよう。
2002年と2003年が何故かデータが残っていない。
こういった空白期間があるドメインは質はあまり良くないと俺は判断してる。
ただし、2004年だけはデータが色濃く残っているので、活発にサイト更新が行われていたと判断できるのよ。
実際に見てみると、2001年と変わらない状態だったね。何に使っていたのか不明なサイト。
ここからさらに2010年まで長い空白期間があるのね。
こういったドメインは運営されていない期間が長いので評価がリセットされている可能性もあるわけ。
いくら中古ドメインが評価を引き継ぐとは言っても、空白期間が流石に長い場合はリセットされると考えていいかなと。
全体的に見て、このドメインは完全にハズレ。使用する事によるメリットは何も感じられない。
こういったチェックを行ってドメインの運営履歴を知っておくのが必須。
チェックポイントのまとめ
ウェイバックマシーンでチェックすべきポイントをまとめてみた。
実際に俺が取得する場合の判断基準なんだけど。
- 出来るだけサイト内容が変わっていない事
- 空白期間が多くても1年以内である事
- アフィリエイターによって汚い使い方をされていない事
- まともなアフィリサイトであった事
- サイトの一貫性がある事
- ワンオーナーである事
これらの事を意識して履歴を調べてるのよ。
特に空白期間ができるだけ無い事と、サイト内容が変わっていない=ワンオーナーが理想的だね。
もちろん、この履歴チェックは取得する最終段階での話だけど。
この履歴を調べる前にドメインを4つのフィルタでチェックして残った物だけを調べてるのね。
最初から1個ずつ調べているといくら時間があっても足りないから、ある程度の基準を決めてるわけ。
ある程度の指標でドメインを精査し、取得候補になって初めて運営履歴をチェックする。
そこで自分の中で納得いった物だけを取得するようにしてるのよ。